東邦銀行の住宅ローンの審査に落ちた理由!
東邦銀行に申し込んだ住宅ローンの審査に落ちた場合に考えられる理由をまとめました。
私自身の実体験と銀行住宅ローン担当者や不動産業者に直接聞いたことをそのまま書いていきます。
- 住宅ローンの事前審査(仮審査)に落ちる理由
- これは注意!絶対に事前審査に落ちてしまう一番はコレ
- 不確定要素の組み合わせで事前審査に落ちる原因は
不動産業者に勧められた東邦銀行に住宅ローンの事前審査にかけたのですが落ちてしまった。否決で通らなかった。
「どうして?どこがダメだったのか?」と不思議ですし不安に思いますよね。
でも銀行は審査に落ちた理由を教えてくれることはありません。
不動産の担当営業さんに実際聞いた、「銀行の住宅ローン融資担当者から聞いた審査で落ちる理由」と「私自身の実際の経験で落ちた事例」をもとにした審査に落ちる理由を紹介していきます。
即審査落ちになってしまう理由や、いくつかの原因の組み合わせで落ちるもの、それぞれをわかりやすく説明しています。
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指定信用情報機関(CIC)に異動の文字がある(いわゆるブラックです)
CICとは割賦販売法や貸金業法の両行法に基づいた信用情報機関で、ローンやキャッシングの借り入れ情報や返済の状態が記載されています。
このCICに「異動」と記載されていればこれはもうアウトで住宅ローンの審査には通りません。
絶対に住宅ローンの審査に落ちます。
堅いと言われている公務員でも、一部上場企業で年収が高くてもダメです。
「異動」と表記があるのは「ブラックリスト」との理解になるのですがこの異動とは、クレジットカードの返済の遅延やスマホや携帯電話の割賦購入での返済の【遅延】が3ヶ月続くと【異動】となりなり数年間住宅ローンはおろかクレジットカードを作ることもできなくなってしまいます。
異動があると銀行だけでなく住宅ローン会社の事前審査でも全てダメです。
ご自身の個人信用情報にが不安な場合は事前に下記の各指定信用情報機関のwebサイトから1000円ほどで自分の情報を見る事ができるので住宅ローン審査で落ちてしまった場合は確認しておきましょう。
スマホからも簡単に請求できますよ。
審査が柔軟な住宅ローンおすすめ
住宅ローン審査は2段構え3段構えで準備しておくことが大切です
第一希望のローン審査に通らなくても審査基準が違う会社に申し込めば可決になる可能性は十分にあります
ここでは私自身が申し込んで良い答えをもらったおすすめの住宅ローン申し込みをご紹介しておきます
ぜひ一度申し込み問い合わせしてみてください
不動産屋さんが教えてくれなネット銀行系住宅ローン
超おすすめはネット銀行系住宅ローンのフラット35
個人事業主の方や他の住宅ローン審査落ちでもフラット35は十分チャンスありですよ!
審査に落ちる可能性が高くなる理由
ここでは決定的なひとつの理由ではなく、いくつかの不安要素の組み合わせで住宅ローンの審査に落ちてしまうものを紹介します。
「これがあったら住宅ローンの審査に落ちる!」というものではなく、「これらの要素が集まってしまったから落ちてしまった」というものです。
私自身も2つ当てはまる部分があり、最初に受けた住宅ローンの審査に落ちてしまい、原因を解消する事で無事に借りる事が出来ました。
金融関連の個人信用情報に関係するもの
過去にお金を借入れて(特に消費者金融)約束の返済日に遅れたことがたびたびある場合。
基本的には、消費者金融からの借入れは現在進行形で続いていない、過去のことなら大丈夫です(返済遅延なしが条件)。
中には消費者金融から借りていた、ということ自体が審査に不利益を与える、という厳しめの銀行がも一部あります。
消費者金融やサラ金・街金からの借入れが過去にあり、少額といえども返済が遅れたことがある場合、先ほどの異動表記のブラックでなくてもきびしい状況になります。
返済の遅延があると指定信用情報機関(CIC)にもしっかりと記録が残ります。(約5年で記録は消えます)
今現在も消費者金融に借り入れがあり返済している
先ほども書きましたが、金融機関によっては現在消費者金融にお金を借りていて、返済が残っているだけで審査に落ちるところもあります。
住宅ローン審査に関して一般的には都市銀行(メガバンク)は、消費者金融からの借入れ、特にキャッシングを利用している情報があるだけで住宅ローンの事前審査に落ちます。
テレビコマーシャルを行なっているような有名消費者金融であるアコム・アイフル・プロミス・レイクなども当然対象です。
地方銀行や信用金庫などには、消費者金融からの借入れをしていること自体は、特に問題にしない銀行も存在します。
実際に借入れをしている場合、消費者金融のキャッシングの枠の金額(30万円とか50万円とか借りることのできる限度額)を返済負担率に入れて計算する場合があるので注意してください。
ATMなどで利用可能なキャッシング枠のあるカードを保有していることを銀行へ事前に申告しておくか、事前審査前に解約しておく事がオススメです。
消費者金融にお金を借りていると現在・過去もあわせて指定信用情報機関(JICC)に情報が記載されるので銀行にはすぐにわかります。
住宅ローンの借り入れ希望額の上限に関係しているもの
返済負担率上限ギリギリの申込み
返済負担率とは・・・年収に占める年間返済額の割合のことをさします。一般的に銀行や信用金庫などの金融機関では、借りる人の年収により返済負担率を25〜40%程度としています。試算する際は、目安としてご自身の年収の30%程度で計算するといいでしょう。
銀行は、「あなたの年収に対して、ローンとしてこの金額なら貸してもいい」という数値を決めています。
年収450万円の方なら、1年間に住宅ローンの返済にあてることができるのは、30%の135万円までという割合。この割合を、返済負担率といいます。
銀行が審査であなたに当てがった返済負担率が40%の場合、目いっぱい40%での返済負担率で借入れの申込みをすると、審査がきびしくなります。
現在の年収から計算できる借入可能額は、あくまでもおおよその目安です。
他にも借り入れ(ローン)がある
消費者金融では借入れがないけど、他にも現在ローン支払い中という場合がありますよね。
- 自動車のローン
- クレジットカードのリボ払い
- 分割支払いの家電や時計、貴金属などの高級品
ちなみに、クレジットカードのショッピング1回払いは、銀行は返済負担率や審査要件に入れません。
もちろん1回払いであっても支払いが遅れたら、指定信用情報機関(CIC・JICC)に「支払い遅延」の情報が載りますで、注意してください。
自動車のローンやクレカのリボ払いがある場合は、返済負担率に加算入して住宅ローンの借入れ可能額を計算し、審査を行うので気をつけてください。
銀行の住宅ローン融資条件を満たしていないもの
購入予定物件が銀行の融資条件を満たしていない
新築の場合はあまりないのですが、中古物件や中古マンションなどの住宅ローンの借入れを希望していてあなた自身の条件は問題なくても、購入予定物件が銀行の融資条件を満たしていない場合があります。
この場合も、審査には通りません。不動産業者の営業に聞けば物件がローンの条件を満たしているかどうかはわかるはずです。
どの銀行も住宅ローンの商品説明に、物件によっては利用できないことを記載しています。
例えば、所在地や面積のより利用いただけないと記載がある場合は極端な狭小土地や土地自身が住宅建築が許されていない場合などです。
他にも
- 基準の建ぺい率・容積率オーバーの違法建築
- 一部が隣地へ越境している
- 土地前の道路が要件を満たさない
- 土地が小さすぎる
などが挙げられます。
銀行の定める最低年収に達していない
銀行には住宅ローンを融資する条件に最低年収を設定しています。
この最低年収は銀行や地域によって違い、300万円だったり、250万円など様々です。
基本的には、メガバンク都市銀行の方が地方銀行より最低年収が高め(審査基準がきびしめ)に設定されています。
勤続年数が極端に短い
各銀行や信用金庫などの金融機関の住宅ローン申込みの条件を確認すると、勤続3年以上と明記されている場合が一般的です。
ですが実際に銀行の住宅ローン担当や不動産会社の営業さんと詳しく話していると、「勤続1年以上たてば審査の土俵には乗れる」というのが実際のところです。
転職して1年経たない場合や、新卒で就職後1年未満だとやはり審査は難しくなります。
もちろん嘘の勤続年数を書いても銀行にはすぐにバレますし、信用を落とすので絶対にしないようにしてください。
健康保険証や社会保険の加入日で勤続年数は確認されています。
住宅ローン申込み可能な雇用属性でない
会社での雇用体系が正社員ではなく契約社員や派遣社員、アルバイト・パートでの雇用体系だった場合が当てはまります。
銀行の住宅ローンについて書いてある公式サイトに、「契約社員・派遣社員・アルバイト・パートでも融資可能」といくら書いていても実際は審査が承認になるのは、なかなかむずかしい場合が多いです。
正社員じゃない場合はいつ解雇されるかわからないという判断になります。
当然収入も安定しないと見られてしまうため銀行はリスクと考えているのです。
正社員でない場合は収入が少ない場合が多く、審査がきびしめになることがほとんどです。
提出する源泉徴収票に歩合給という記載がある場合
源泉徴収票に基本給と別に「歩合給」というかたちで金額が記載されている場合があります。
明細に歩合給の記載があると、銀行は「大幅に給与が変動する可能性がある」と考えて源泉徴収票の直近3年分もしくは、毎月の給与明細の2年分(24か月分)を参考に平均値を割出します。
たまたま最近の歩合給がよくて最高年収のタイミングで家を購入しようと思っても、過去の3年分の収入を見られてうまくいかない場合があります。
なので源泉徴収票に「歩合給」の記載があると直近1年分の資料だけではなく過去3年の平均年収が参考にされることを理解しておいてください。
私自身は過去3年間の年収を高額年収にするのではなく、安定して変動の少ない年収にすることで審査に通ったので、金額だけでなく安定というものを銀行は見ている事がよくわかります。
銀行が融資するにあたってリスクだと考えているもの
勤務先が親の経営する親族会社
会社員だけど勤務先が親の会社、さらに親が社長の場合は審査がきびしくなります。
親や親戚の会社だと給与の設定が自由に操作できるかもという印象を与える可能性があるのです。この辺りは自営業者にも当てはまります。
つまり申告している年収の信頼性が低い、自由に設定できてしまうと判断される可能性があるのです。
住宅ローンの借入れをする直近1年間だけ年収を上げたりすることができるので、勤務先が親の会社の場合、銀行は収入証明を直近3年分と会社決算書を直近3期分を要求します。これはほとんど個人事業主と同じ扱いです。
独身である場合(男女問わず)
銀行が独身での住宅ローンを組むことにリスクを感じる理由は「結婚したらこの家を手放す可能性が高い」と判断するからです。
男性でも女性でも、一人暮らしを想定した60平米前後のマンションをローンで購入しようとしているなら、数年後に結婚して、子供が生まれると必ず手狭になってしまいます。
その場合家を売却し、引越しを検討する可能性が高くなりますよね
銀行からすると独身での住宅ローンはリスクを含むものなのです。
夫婦だが嫁名義で申込みをする場合
個人事業主の方や過去に金融トラブルを抱えたことのある方が行うパターンです。
- 自分自身では住宅ローンの審査に通らない事がわかっており、仕事をしている嫁だけの名義でローンが組めないか?
- 個人事業主で申告している年収が低い場合。
- 過去に消費者金融から借入れをしていて、返済が遅れた事があるから嫁だけで審査したい。
など理由は様々です。
住宅ローンの借入れは、基本的に主人である旦那だけで組むか、旦那と嫁の二人で合わせて組むかのどちらかとなっています。
配偶者である嫁だけで住宅ローンを申込むと、銀行はリスクとして判断し、審査が厳しくなります。
嫁名義で事前審査を行う場合でも旦那は連帯保証人となる事がほとんどで、結局信用情報のチェックは入ります。
税金(市民税や所得税など)を払っていない、未払いがある
税金(市民税・所得税)を払っていない、未払いで滞っている場合には住宅ローンの審査に通らないし、融資はしてもらえません。
源泉徴収票に税額の記載欄があるので税金を支払っているかどうかはすぐにわかります。
会社の給料から税金が徴収されていない場合は税額の記載がありません(0円と書かれています)。個人で確定申告をしている場合はその書類を用意しておきましょう。
東邦銀行で審査に落ちた場合のまとめ
色々と上げてきましたが、事前審査に落ちる理由は分類するといくつかに分けることができますよね。
しかし落ちた理由はわからないし、銀行でも不動産業者にも教えてもらえませんので、「どこが悪いのか?審査基準が不明で改善すべき点がわからない」と思ってしまいます。
指定信用情報機関(CIC)に「異動」の文字があるブラック属性、この場合は一発で審査落ちになります。
ですがそのほかの理由は、複合する事で住宅ローンの審査に落ちる可能性が高くなるものばかりです。
できる事なら順番に原因を潰していけば審査に通る可能性が上がるのではないでしょうか。
私自身は個人事業主で年収は400万円を3年間キープし、地方銀行での3000万円希望額の住宅ローンの事前審査に一度落ちました。
そんな時に審査に通過したのが「フラット35」という住宅ローンです。
銀行と違い、住宅金融支援機構が取り扱っている完全固定金利の住宅ローンで審査基準が一般銀行と少し違います。
私も審査通過し現在利用しているフラット35は絶対申し込みしてみるべき住宅ローンです
東邦銀行で住宅ローンの審査に落ちてしまった場合はフラット35を検討の一つに入れると家を建てれる可能性は上がりますよ。
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